負け猫、勝ち犬、引き分け鼠、ミルクと水で歌えや踊れ!
 怒髪天 増子直純
(by the Courtecy of Imperial Records/TEICHIKU ENTERTAINMENT,INC)

「感傷音楽とはいえ完全燃焼すればかくも力強く響きわたる。   東京が燃えている。」

MILK&WATER/感傷衝突〜センチメンタルバーニン〜
リリースに寄せて。
世の中が正常に回っている事を切に願う。
東京23区内に位置していながら、僕はしばらくこの職場にてMILK&WATERの名前を聞いていなかった。こうして松原君から直接連絡をもらい、手渡しでこの新作を受け取るまでメンバーの移り変わりやこれまでの活動状況を知らなかったのである。確かにライブハウス業というものは「プチ鎖国」的な状況を生み出す。しかしインターネットやメール、それらの便利ツールによって僕らは多くの仲間達と繋がっている、筈だった。こうして今彼等の音と接すると確かに彼等のサウンド以外の何者でもなく相変わらずだ。都会の中の孤島のようなここでも実にリアルに響きわたる歌声、そして力強くなったシンプルなアンサンブル。ノスタルジアとはまた違った懐かしい感じ。それは様々なパンクロックや偉大な先達の残したロックアイコンの引用からくる彼等独特の「節」なのだ。もちろん今作も見事にそれらの様々な要素が消化され、彼等の歌世界を推進させる起爆剤となっている。MILK&WATERの現在持ちうるパワー、魅力を見事に封じ込めた作品である事には間違いがない、この『感傷衝突』。これを期にまた彼等のライブを見てみたいと思った。この大都会東京の馬鹿デカさを再び痛感する事にもなった彼等との再会であったが、同郷の友人の元気な様子に安心した。そして世の中が正常に回っている事を切に願う。


 PANIC SMILE/秋葉原CLUB GOODMAN
 吉田肇
感傷衝突
〜センチメンタルバーニン〜
Yes man, Yes cry & Smile 1
サイナラ サイナラ サイナラ 2
ブリロー 3
Feel Young 4
5 “A” Summer Days
6 ほめられたい
7 Yes man, Yes cry & Smile

   榊英雄監督作品『終着駅の次の駅』
   
エンディングテーマバージョン
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