MILK&WATER ライブ in 新宿紅布
〜2006年11月19日(日)〜


尊敬する人物は荒井注。
好きなお酒は発泡酒。
カメラを向けると必ず言うセリフは、
「何だバカヤロー」。
今日は尊敬する“Theピーズ”の晩秋ツアー06に
出演させていただいた。
ことさらピーズファンのSK884は、気合を入れるため
ジーパンの下に真っ赤な六尺褌を締めてきた。
この後ステージにオイルを撒き、ヘッドスライディングの
練習にも余念が無かった。
その頃KOZOとコバカツは、テーブルに各自持ち寄った
おやつを並べ、キャッキャキャッキャと分け合っている。
一番人気はコバカツ持参の「たべっこ動物」ですた。
(その中でもパンダちゃんが一番人気)
ダメ!これは浩三くんの!
(KOZOは自分のことを浩三くんと呼びます)
コバカツにも隠しておいたトッテオキのおやつを
楽屋でコッソリ取り出したところを見られるや、
目にも留まらぬ早業でポッケにしまいこんだ。
(チラッと見たところ、ドンパッチのようでした)
口元をジャムでヌラヌラさせながら登場した
今宵のMILK&WATER。
緊張をジャムの甘さで和らげていたようだ。
Theピーズを真似たワケではないのだが、
偶然にも同じ曲名の「ブリロー」からライブスタート。
いきなりピーズファンのヒートを買うハメに!
ザワめく観客を人気の高さゆえだと勘違いする
KOZOとSK884。
すっかりE気分で気持ちよく演奏を続ける。
一方コバカツは口の中にウズラの卵を入れたまま
ドラムを叩いている。
卵を割らないように叩くのが趣味なんだとか。
ちゃんとしてくれ。
とにかくノリノリな今日のKOZO。
ヒノのギターソロにも割って入る。
ポッケからドンパッチがこぼれ落ちてもお構いナシだ!
俺の話も聞いてくれ。発泡酒も結構イケるんだぜ。
そういった心の叫びも空しく、ヒノのギターの音色は
全てKOZOのギターとカタカナ英語に
かき消されていった。
「KOZO、ヒノが泣いてるよ、別にいいけど。」
ヘラヘラとSK884が言う。
「それよりさぁ、俺のドンパッチ見なかった?」

ヒノ<ドンパッチという構図が見えた。
思い出は擦り合わさって 飛び散って火花を集めた
踏み出す足を照らすから 夜明けを目指し旅へ出よう
(〜感傷衝突〜)

結構いいこと言ってるんだけど、夜明け前に
粗大ゴミを拾って回れと言ってるんじゃないんです。
今日はお昼寝を30分しかしなかったため、
ウトウトと眠たくなってきたSK884ちゃん。
眠たそうなSK884ちゃんを見て、すかさず
子守唄をささやき歌うコバカツ。
マンモーの子供を育てているという噂もまんざら
ウソではなさそうだ。
引っ込め!
帰れ!
もっと汗出せ!

うるさいMILK&WATERの客を全く意に介すことなく、
恍惚の表情で最後まで気持ちよく演奏しきったMW。

初めて観たお客さん、どうだったですかね?
やるだけのことはやった。
一息ついて、お客さんに無料のCDを配布するKOZO。
こう見えても、ベランダでかいわれダイコンを育てる
シッカリ者だ。

なんとか無事にライブを終え、祝杯をあげる
コバカツとSK884。
帰ってからドラクエで水門の鍵を探すと息巻いて
おりました。
イヤー嬉しかったぁ。
ライブ中、観客から「何かしゃべれ」「サッサと帰れ」
などと罵声を浴びまくっていたにもかかわらず、
心から喜んでいた(実話)、超高校級ドMのヒノ。
で、いくらBIGなバンドとタイバンしても、打ち上げに
残るのは、メンバーと他一人くらい。
もちろんギャル率0%。
目のふちに浮かぶ涙を、タバコの煙が目に染みたと
誤魔化すのが精一杯のMW一同でありました。

2006年11月19日(日)ライブ at 新宿紅布 セットリスト

1.ブリロー
2.SPEED BALL MUSIC
3.Yes man, Yes cry & Smile
4.銀球鉄砲
5.Feel Young
6.I LOVE YOU
7.最初の一歩
8.感傷衝突
9.サイナラ サイナラ サイナラ