MILK&WATER ライブ in 博多 VIVRE HALL
〜2004年3月14日(日)〜

「若、お疲れ様でヤンス」。
どう見てもゲーノー人(左端:たつらふ)をお迎えに上がったようにしか見えない中年3人組。
「出迎えご苦労」。
余裕の表情は鹿児島欠席記者会見を開いた、2回目の来福たつらふ。
「せっかく久々に鹿児島に来てくれたっつうのに、もう行っちまうのかい?」
傷心の元MILK&WATERメンバー(稲垣メンバーではない)、ベースのムコヨシ氏。
幼少の頃から婿養子とからかわれたことは想像に難くない。
女には事欠いたことの無いモテ男ハルキ。
今日もひっきりなしに求愛の電話が鳴りっぱなしの断りっぱなし!
ごくまれにデートの申し出を受けると、早速フレンチの予約を入れる伊達男である。
「KILL BILL」の撮影に使われたとか使われないとか言う噂の絶えない楽屋にてライブに臨む直前のMW一同。
KOZOの好きな絵画はフェルメールの「真珠の耳飾りの女」であることが発覚した一日であった。
イェーイ、君に会えて良かった〜♪
どこかで聞いたことのある歌詞で登場、博多出身とウソブク定額所得者集団、MILK&WATER。
今日もKOZOの汗が飛び散り、SK884が恥らう!
博多に来る直前、新種のコオロギを発見したという噂のたつらふ(鹿児島に来れなかった理由はどうやらそれに関係がありそうだ)。
のどちんこよ伸びまくれとばかりに“Abnomalt”SAXが炸裂する!
モテる理由はイケメンなだけじゃない!
ワイルドな魅力が爆発、バシバシと唸る暴れ太鼓にギャルはもうメロメロ。
その他、泥酔しても必ずラーメン屋で替え玉をすることもモテる秘訣と思われる。
(以上、全て妄想)
ワハハハハ!
おかしくて仕方ない、ライブが楽しくて仕方ない、KOZOが、ハルキが、たつらふが大好きなMWコン男、SK884。
バンザーイ!君に会えて良かった〜♪
またまた聞いたことのある歌詞を熱唱するKOZOに、いい加減不信感を募らせるたつらふ。

MILK&WATER、精一杯できる限りのチカラは出し切ったつもりです。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。
「オッサン、燃え尽きちまったよ、真っ白にな・・・。」
裏口にまわるとすぐにタバコを一服し、つぶやいたハルキ。
ハルキはもとよりMWは皆、今夜の博多でのライブには感慨深いものがあった。

博多の打ち上げは恒例の「ふとっぱら」。
今日は大勢の仲間がライブに駆けつけてくれた。
費用は全部MW持ちで。
心配すんな、メニューの端から端まで持って来い!
そう言える身分であれば、皆家賃を滞納しない。
コンチクショー!
何かにトリツカレタように豚足にカブリつくハルキ。
皆には「ハルちゃん」の愛称で親しまれている、お茶目な夢遊病だ。
今から二次会に向かいま〜っす!
80年代テイストあふれるポーズを決める三十路男の集団。
ちょっと愛らしいという声もあるにはあるが。
僕ちゃん迷子になっちゃったYO!
大都会天神のど真ん中で、ママを探して不安顔のポックン、SK884。
指しゃぶりのくせが抜け切れない困ったチャンです。
「母ちゃん、アレあったろう、白菜の漬物。」
ここ、KOZOん家じゃないんです。
天神地区の大名にある、安くて美味しい一膳飯や「青木堂」なのです。
こういう庶民的な雰囲気の中に入ると、俄然調子が出る生まれついての庶民派、MILK&WATER。
スタイリッシュな居酒屋に入った時の表情とは大違いである。
天神は車ん多いごたるね。
都会の真ん中で、KOZOの胸中にふと去来するものは鹿児島の原風景か、それとも博多での熱い日々か、はたまた吉祥寺での新しい展開か。
いずれにしても家賃ガス代電気代の悩みは付いて回る。
また来ま〜っす。
軽い感じで福岡空港に向かうKOZOと、送ってくれた「NON」の穴井氏。
よく見ると、KOZOの後ろに二体の水子の霊が!!