番外編 MILK&WATER 交遊録
〜2003年6月4日シネマ下北沢〜

今日は榊英雄氏監督の「軍団刑事っ!」を観に下北沢へやってきたMW一同。
午後7時より上映だが、午後1時よりMW行きつけの「王将」にて6時間も飲んだくれていた。
ピアニスト役で出演している久保田さんにサインをいただいてご満悦の“ジュリー”こと右KOZOと、必殺技はロケットパンチと公言してはばからない、“コバンザメ”左SK884。
2人とも文盲である。
「刑事祭り」では8本の短編映画が上映され、「軍団刑事っ!」はその中で一発目に上映された。
8本ともかなりのクオリティで、久々に声をあげて、まさにゲラゲラ笑った。
「軍団刑事っ!」の反応も上々。MWのライブでもこれくらいのリアクションがほしいところである。
上映後、榊英雄監督、山田純大さん、中村麻美監督のトークイベントが催された。
会場の外では、ハリウッド俳優かタマちゃんか、はたまた横山ホットブラザーズかと見まごうばかりの人気者、榊さんが見目麗しい女性ファンに取り囲まれサインをねだられる!
一方その頃MW一同は、ラーメンの麺の太麺がいいか、細麺がいいかで意見が割れ、ドン・フライ対高山善廣をほうふつとさせる、取っ組み合いのドツキ合い!
とんだ男塾を披露していたのである。
細麺の良さを主張しながら打ち上げに突入したKOZOは、怒髪天、増子直純氏と同じ事務所に所属する俳優のアサダ君に対し、執拗にドカベン全47巻の購入を迫る!
しかしそっけなく断られると、今度は運ばれてきたオムソバを豪快に食べこぼし、赤子のような姿勢で駄々をこねるという反則(販促)技に出た!(これが意外にも効果大)
KOZOが着用しているのはベストに見えるが実はヨダレカケである。
「ワタクシ、恥ずかしながら帰ってまいりました!」
おかえりなさい、小野田さん。
SK884のこの強烈な自作自演ギャグに、思わず久保田さんも不意をつかれ吹き出す。
“ジョージのビン・ラディン”ことSK884、ギャグテロリストの面目躍如である。
「酒は飲んでも飲まれるな」、「情けは人のためならず」、「お土産は笑顔でいいのよお父さん」などと、コク深いアドバイスを迷える若者に送り、更なる迷宮へといざなってくれた名監督榊さん。
小指のそり具合が、33年という歴史を感じさせた。
人間には人の嫌がることを進んでやってくれる者、それに背を向け逃げる者の2種類がいると認識していたが、たつらうは間違いなく前者。
「ちょっとコレ見てみ、ブワァ〜!」と口いっぱいにほうばったエビを主に女性に見せつけ、嫌な顔をされるとケタケタと笑うたつらう。人の嫌がることを進んでやる、男気あふれる25歳児である。
「便りないのが、元気の証拠、安心してください。」
遥かな故郷の母親のことをいつも気にかける、親思いのSK884。
気持ちの暖かい純な子なんです。

男の中の男、KOZO。
今日2003年6月4日は榊さんの33歳の誕生日。
突然居酒屋内が暗転し、バースディソングとともにケーキが登場というイキな演出。
こんな大勢に祝ってもらうのは初めてという榊さん。あったかい拍手に包まれ、子供のようにロウソクを吹き消す。
榊さんの人望をうかがわせる瞬間であった。
今日2003年6月4日は榊さんの33歳の誕生日。
突然居酒屋内が暗転し、バースディソングとともにケーキが登場というイキな演出。
こんな大勢に祝ってもらうのは初めてという榊さん。あったかい拍手に包まれ、子供のようにロウソクを吹き消す。
榊さんの人望をうかがわせる瞬間であった。
・・・っつーか大人数のためケーキが2個あったから、2回目は皆知らないってことでもう一回同じ演出。さすがに2回目は三白眼に。
榊さんと、今回の作品の製作JETSの内山さんを囲んでMW一同記念撮影。
KOZOは汗だく、SK884は半ケツ、たつらうはエビまみれにも関わらず、イヤな顔ひとつしない両氏。
この後理解者を得たと勘違いし、有頂天のMWは、仲良くラーメンを食べにいくも、また太麺と細麺で争いが勃発。さすがの文盲集団である。